らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

591. それでいいです。

Scenario: 自宅のリフォームをすることになり、今日業者さんと打ち合わせがあった。台所はこだわりがあるので、色々希望を言って、なんとか予算内でおさめててもらうよう交渉すると、「これでどうでしょう?」と、金額を提示されたので、こう言った。


「それでいいです。」   





"I'm good with it."



【ポイント】"good"を上手に使おう。


"I'm good."だけで、様々なことが考えられます。


① "How are you?"の受け答えで使う。


英語学習者では、"I'm fine."と習ったと言う人が多いですが、アメリカではほとんどが"I'm good/great."です。イギリスで、”I'm good."は間違いで、"I'm well."が正しい言い方だと言われたことがありますが、それは言語は使う国で異なるということだと思います。
また、アメリカで、"I'm fine."というと、「大丈夫です。」といったニュアンスで使っているように思います。


そして、"good"は、「とてもいい」というより、「まあまあいい」レベルだと思います。


② 得意、できる、という意味で使う。


話の流れで、
"I'm good." 得意だよ。
という意味で使えます。
何が得意かを言うなら、


"I'm good at cooking."   料理が得意です。
"I'm good with people." 人の対応がうまいです。


のように、"at"や"with"を使って表します。


③ 「結構です。」という意味で使う。


「結構です。」というのは、日本語でも、
「それで結構です。」なのか、
「それは結構です。」
で全く違った意味になります。
「それで結構です。」なら了承したという意味で、
「それは結構です。」なら、「それはお断りします。」
という意味ですね。


"I'm good."だけなら、どちらでもとれるので、それは、そのときの感情や表情で表すことになります。


"Would you like another glass of beer?"
「ビールはもう一杯いかがですか?」
"I’m good. Can we get the check, please?"
「[結構です。お会計をお願いします。」


勧誘の電話では「結構です。」と言わない方がいいと言われたことがあります。( ´艸`)


"I'm good with that time."は、
「その時間で了解しました。」


という決まったフレーズです。


Englishラボのらぼでした。