らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

595. 全て思い通りになるとは限らないよ。

Scenario: 新しいプロジェクトを立ち上げて順調に進んでいた矢先、コロナウィルス感染が拡大し始め、海外との取引も止まったままだ。こんなはずではなかった。友人と飲みながら話もできない。皆にこう言われる。。。


「全て思い通りになるとは限らないね。」



"Not everything is gonna go your way."



【ポイント】部分否定の"not"の扱いについて。


英語では、


all  (全ての)
every  (あらゆる)
always  (いつも)
necessarily  (必ず)
quite   (全くの)
completely  (完全に)


などのに"not"があれば、「部分否定」→「~というわけではない」という意味になります。


"Not everything is gonna go your way."


と言うべきところを、 
 
× "Everything is not gonna go your way."


とすると、紛らわしいのです。


"Nothing is gonna go your way."


なら「何やってもダメ」ということがはっきり伝わります。
"Not everything~"とすると、「すべてが~とは限らない」と伝わります。


"All of them aren't rich. " も紛らわしいです。


「全員が金持ちではない。」のなら、


"All of them are poor."
"None of them are rich."


と言うべきです。


はっきり伝わる言い方が他にあるなら、そちらのほうを選ぶ。これが基本です。



Englishラボのらぼでした。