らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

597. 色物と白い物は分けてね。

Scenario: 大学生の娘は週末になると、大きな袋に洗濯物を入れて帰ってくる。洗濯機にその洗濯物を入れているので、こう言った。


「色物と白い物は分けてね。」




"Separate the darks from the lights."



【ポイント1】「the + 形容詞」で、その形容詞の特徴をもった名詞になることがある。


今日のフレーズの「色物」は、「色が付けられている物」→ "colored clothes"と言ってもいいし、「白い物」は、"white clothes"と言っても同じことです。


そこを、"the darks"、"the lights"と表現すると、リズムもいいし、"dark"(暗い)と"light"(明るい)の対比も面白いです。


「the + 形容詞」でよく出てくるのは、


"the young" → young people
"the elderly" → elderly people    高齢者
”the rich" → rich people
"the poor" → poor people
"the infected" → infected people  感染された人


というように、ほとんどが「人」で使われています。複数扱いです。


そして、
今日のフレーズのように、「もの」を表すこともあり、複数扱いになるので、形容詞のあとに"s"を付けて「もの」であることをはっきりさせています。口語的な使い方なので、正式なライティングには使わない方がいいと思います。



Englishラボのらぼでした。