らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

602. 気まずくなりたくなかったの。

Scenario: 10年ぶりに高校の同窓会があると聞いて、出席するかどうか迷っていた。高校時代に付き合っていた彼氏とけんか別れをしたまま卒業となり、あれ以来ずっと会っていないからだ。もう昔のことだし、彼はきっと忘れてしまっていると思うけど・・・。



「気まずい思いはしたくなかったの。」






"I just didn't want things to be awkward between us."



【ポイント】英語会話でよく出てくる"awkward"とはどんな感じ?


映画やドラマを見ていると、よく"awkward"( ɔ́kwərd オクワァドゥ)と言うのを耳にします。


話がなかなか弾まないで、沈黙の時間が流れる。この「沈黙の時間」は、"an awkward silence"と表現されます。


An awkward silence fell between them.  
気まずい沈黙が彼らの間に流れた。


この場合の"awkward"は、ロングマンの定義では、


making you feel embarrassed so that you are not sure what to do or say 
恥ずかしくて(当惑して)何を言っていいのか、あるいはしていいのかわからなくなること


です。



また、そこにいる人たちが、今まで普通に話していたのに、「一瞬状況が固まる」、という表現が日本語にありますが、これは、"an awkward situation"と言えます。


A laugh can help people over an awkward situation.
かたまった状況で笑うと場が和む。


といった具合です。


こちらの場合の"awkward"は、ロングマンの定義では、


not relaxed or comfortable
リラックスしていない、あるいは居心地がわるい


です。



この2種類だけでも、会話の中で使う場面が結構あると思います。


Englishらぼのらぼでした。