らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

62. だれかに代わってもらえないの? 

Scenario:
今週は土曜日が出勤になった。そしたら今日友達からメールが来て、その日に高校の時の友達で集まるという。「シフト入れられちゃってさ~。」というと・・・。


「だれかに代わってもらえないの?」



"Can you get somone to fill in?"



【ポイント1】"fill in"は、「空いたところを埋める」こと。


テストの指示で「空所を埋めなさい。」は、"Fill in the blank(s)."が一般的です。"Fill the blank(s)."と"in"がないものもあります。文法的には問題ないですが、一般的ではないようです。


"fill out"は、何かの書式を埋めるときによく使われます。"fill in"も使われますが、空所を全部埋めることを要求されていれば"fill out"で、書きたいところだけの場合は"fill in"だとか、書式に書き込むときは、アメリカ人は"fill out"を好み、イギリス人は"fill in"を好んで使うという意見もありました。


どちらにしろ、イメージは「空いているところを埋める」ということなので、「代行をする、代わりに入る」と言ったことになります。日本語でも、「穴を埋める」と、ポジションが空いたときに言いますね。


「私の代わりに入ってくれる?」なら、"Can you fill in for me?"と"for 人"を入れます。
”Can you fill me in ?”は、"fill"と"in"の間に目的語の"me"が入った形ですが、「私にちゃんと説明してくれる?」という意味になります。この場合、"on that matter"(そのことについて)のような言葉がつくことが多いです。


よく似ている表現の、"take someone's place"は、「空きを埋める」のではなく、「交代する」イメージです。


では、
だっこを嫌がってるネコちゃんのひと言。


「だれか代わってくれ~!」


"I need to find someone to take my place!"



【ポイント2】
 「だれかに~してもらう」は「get +人+to不定詞」。


「人」のところが「もの」に代わると「get +もの+過去分詞」になることが多いです。


"I got my car fixed."  「 車を直してもらった。」


「もらう」は「させる」という表現になることもあります。いずれにせよ、自分が直接かかわらないで、他の人を介して「してもらう、させる」言い方です。"get"の代わりに"have"も使われますが、そのときは、目的語に人がくれば「to不定詞」ではなく、「原形」になることが多いです。


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