61. 彼は現場主義だから。
Scenario:
ウチの上司はほとんどオフィスにいない。いつも建築作業中の現場に行って、あれこれ指示を出している。現場監督はいるのだが、上司はデスクで数字や図面を見るより、自分の目で顧客や作業員とコミュニケーションをとりながら作業を進めるのだ。
「彼はまさに現場主義だから。」
"He has a very hands-on approach."
【ポイント】「現場主義」、「実践教育」、「体験授業」、「体験型展示」、「実地訓練」、みんな"hands-on"がつく。
ロングマンによる"hands-on"の定義は、次のようになっています。
"hands-on" adjective [usually before noun] 形容詞で通常名詞の前で用いる。
doing something yourself rather than just talking about it or telling other people to do it
(例) a chance to get some hands-on experience of the job
ただ話すだけとか、他の人にするように命令するよりも、実際に自分自身でやること
(例)[ その仕事の実践体験をする機会 ]
"hands-on"という単語が示すように、「実際に手をつける」というニュアンスですね。
それが、
上司なら・・・・He has a hands-on approach. 「 彼は現場主義だ。」
He is a hands-on boss/manager.
教育なら・・・ hands-on education 「実践教育」「体験型教育」「体験型授業」
活動なら・・・ hands-on activities 「実践的活動」
介護なら・・・ hands-on care 「実際的な介護」
営業なら・・・ hands-on work 「顧客と直接話しをする仕事」
展示なら・・・ hands-on exhibit 「体験コーナー」
体験なら・・・ hands-on experience 「実地体験」 「実務経験」
という日本語になります。
次の画像はすべて、"hands-on"に関係するものです。
Englishラボのらぼです。
日英の表現の違いを研究しています。ご一緒に!
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