らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

627. 普段なら寝てる時間だろ?

Scenario : 仕事で帰宅が遅くなって11時近くになってしまった。みんなもう寝てると思ったが、息子の部屋の明かりが付いている。様子を見に部屋に行ってこう言った。


「いつもなら寝てる時間だろ?」



"It's a bit past your bedtime, isn't it?"



【ポイント】"past"を、"passed"と勘違いしないようにする。


"past"は、動詞ではありません。「過ぎて」という意味から、"passed"(過ぎた)と勘違いしそうな単語です。[pǽst]と同じ発音ですしね。


今日のフレーズの中の"past"は、前置詞です。


It’s ten past five.   9時5分過ぎです。


でよく使いますね。


「~をちょっと過ぎている」で、"It's a bit past ~"でしたが、「~をずっと過ぎている」と言いたいときは、


It’s long past your bedtime.  寝る時間をとっくに過ぎてる。


はっきり過ぎた時間を言うのなら・・・


It's two hours past your bedtime.  いつもの寝る時間を2時間もオーバーしている。


となります。


「距離」にも使います。



The hospital’s just up this road, about a mile past the school.

病院は、この道をまっすぐ行って、学校を過ぎて1マイルほど行った所です。



There are parking spaces over there, just past  the bank.
あそこに駐車場がありますよ。ちょうど銀行を過ぎたあたりです。



形容詞の用法もありますが、それはまた違うフレーズでご紹介します。


Englishラボのらぼでした。