らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

630. お疲れ様でした。

Scenario: 今日も在宅勤務。急に仕事が増えて、夜中までかかってしまった。やっと終わったら、どっと疲れてしまった。妻がひと言。。。


「大変だったわね。お疲れ様でした。」



"You've had quite a day."



【ポイント】語順に気をつけよう、"quite a ~"。


今日のフレーズの"quite a day"は、文法的には


"quite a busy day"


のように形容詞が入ります。しかし、状況から考えて、"busy"は言う必要がないので、省略されています。


語順(特に"a"の位置)を間違え安いので気をつけましょう。

"quite + a + 形容詞 + 単数名詞"


ということになります。


"quite"は、「副詞」です。


米語では、"very"の意味になります。


普通の副詞として使う場合は、形容詞を修飾して、"quite good"の用に使います。



The food in the cafeteria is usually quite good.
そのカフェテリアの食べ物はいつもすごくおいしい。


ところが、"a + 形容詞 + 単数名詞"の場合は、その塊全体を強めるために、


"quite" + "a + 形容詞 + 単数名詞" という語順になります。



He’s quite a good soccer player.
彼はすごく良いサッカープレーヤーだ。


(再度確認になりますが、今日のフレーズでは形容詞の内容がお互いに分かっているので省略されています。)

"such a nice person" も同様です。




【ポイント2】"quite a few ~"や"many a man"のこと。


ポイント1の考え方と同様です。


quite とても + ある 




a few は、"few"が「ない」ニュアンスがあるのと反対に(少しだが)「ある」というイメージです。
その「ある」イメージが"quite"によって強められるために、
「たくさんの~」という意味になります。



many a man は「多くの人」で、"many men"と同じですが、



many 多い + 一人の人



の感覚で、個々の人に焦点が当たります。したがって、動詞も単数に合わせます。



【ポイント3】「お疲れ様でした。」はその場の状況に応じた表現をする。

挨拶としての「お疲れさま(です)でした。」は、そのまま、


You look(ed) tired. とは言えません。 



別れの挨拶としては、

"See you."
"Take care."

など、よく使われるものを使って下さい。

感謝を表すときは、

"Thank you."


「共感」を伝えるときは、

今日のフレーズとか、

"Big day."  
色んなことがあって、大変だ(った)ね。
大切な日だね。(いよいよだね。)
すごい日だ(った)ね。


このひと言だけでも「お疲れ様」に当たる場合があるでしょう。


自分の感じたままの表現を素直にすれば、「お疲れ様です(でした)。」になるということです。要は、「共感」、「感謝」、「思いやり」ですね。。。


"Thank you for reading my blog today!"

Englishラボのらぼでした。