らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

636. 自分の夢にかけたかったのです。

Scenario: 子供の頃から歌うことが好きで、ずっと歌っていた。学生時代は合唱団に入り、音楽大学を卒業し、プロのシンガーになりたかった。しかし、生活のためにずっと事務職をして20年が経ってしまった。テレビであるオーディション番組があるのを知り、応募することにした。思い切って仕事をやめて挑戦することにした。オーディション当日、審査員になぜ仕事を辞めたのか聞かれ、こう答えた。


「自分の夢にかけたかったのです。」



"I wanted to focus on my dream!"



【ポイント】動詞の"focus"を使って、もっと会話の幅を広げよう。


"focus"は、日本語で「~にフォーカスして」というカタカナ語でも使われている単語です。


しかし、英会話の練習で使われているかというと、簡単な割りになかなかうまく使えていないようです。今日は、"focus"の使い方を書きますから、是非、ご自分の英会話をワンステップアップさせてください。(例文はロングマンを参考にしています。)


① 「~に自分の注意や気持ちを充分に当てる」という意味で使う


He needs to focus more on his career.
彼は自分のキャリアのことをもっと考えるべきだ。


She tried to focus her mind on her work.
彼女は自分の仕事に気持ちを集中させようとした。


We will focus upon three topics.
3つの話題に的を絞りましょう。


We need to focus public attention on this issue.
我々はこの問題にみんなの注意を向けさせる必要がある。


He tried to focus (his thoughts).
彼は(自分の考えに)集中しようとした。 


Research will focus on the people living in Tokyo.
調査は東京住民に絞られるだろう。


The company has dropped consumers to focus on business markets.
その会社は消費者のことを考えず、市場のことだけしか考えない


Efforts are now focused on cleaning up the beaches.
現在ビーチの美化に力を入れています



② 「目を一点に集中させる」という意味で使う。

  (目を主語にして、能動態、受動態のどちらでも使えます。)


All eyes focused on her.
皆の目が彼女に集中した。

His eyes were focused straight ahead.

彼の目はまっすぐ前を見つめていた。




Englishラボのらぼでした。