らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

652. スターバックスじゃないけど、飲めることは飲める。

Scenario: コーヒーが好きで、いつも美味しいと聞くと試してみたくなる。会社の近くに新しいカフェができたのでそこのコーヒーの味をきくと、同僚がこう言った。


「スターバックスじゃないけど、飲めることは飲める。」



"It's no Starbucks but it gets the job done."



【ポイント1】"job"を広い意味で使う。


英語(特にアメリカ英語)で、"good job"と褒められることがありますが、"Good job!"は次のような場合に使われます。 (ロングマンより)

 used to tell someone that they have done something well

人に対してうまくできたということを伝えるために使われる言い方


そして、


"do the job"という言い方もあります。口語的な使い方です。
次のような説明があります。(ロングマンより)


to have the effect or produce the result that you want
効果があること、あるいは求めている結果を生み出すこと



A little more glue should do the job.

もうちょっと糊を付ければいいはずだよ。


Next time, I'd do the job properly.
次はちゃんとやります。

 It is not age which is important; it is people's ability to do the job.

大切なのは年齢じゃないよ。やる人の能力だ。



今日のフレーズは、"get the job done"で、「仕事をさせている。」と言っています。



【ポイント2】"no ~"は、「むしろその逆」を強調する。


"That girl’s no fool ."というと、"She is intelligent."と伝わります。つまり、
"fool"(愚か)の反対の、"intelligent"(知性がある)ということになります。


日本語で、「全然そうじゃない。むしろその逆。」という感じです。


今日のフレーズでは、「スターバックスじゃ、全然ない。むしろその逆だけど、仕事はさせてる。」と言っているわけです。


日本語でこう言われたとき、良いほうに取りますか?悪いほうに取りますか?
スターバックスのコーヒーが好きな人にとっては、「そこのコーヒーはおいしくない。」、
スターバックスのコーヒーはたいしたことないと思っている人にとっては、「まあまあいける。」
といった取り方になるでしょうか。。。相手によりますね。。。



Englishラボのらぼでした。