らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

703. まだ十分空いてるよ。

Scenario: 車をバンに買い換えた。駐車場では、後ろの車との間隔が取りにくいのでいつも誘導してもらっている。今日もゆっくりバックしていると、妻のこういう声が聞こえた。


「まだいける、十分あいてるよ。」



"Come on! Plenty of room!"



【ポイント】「部屋」ではない"room"の使い方。

「部屋」という意味では、数えられる(可算)名詞ですが、数えられない(不可算)の意味もあります。
「余地」という日本後で覚えている方もいらっしゃるでしょうが、実際に「余地」という表現を使わない、"room"の使いかたやその状況を整理しました。(ロングマンを参照しています。)



① 空間を表す"room"


I hope there’s going to be enough room in the fridge.
冷蔵庫、まだ入ると思うよ。

My suitcase was so full I didn’t have room for anything else.

僕のスーツケースはいっぱいでこれ以上入らなかった。


The museum doesn’t have enough room to show everything in their collection.
その博物館にはすべてのコレクションを展示するだけのスペースがない。

I’m trying to make room for a vegetable garden in the backyard.

裏庭に菜園を作る場所を作ろうとしている。

Step back,
leave room for people to get past.

後ろに下がって、人を通してください。


There’s more elbow-room in the restaurant since they extended it.
そのレストラン、広くしたからもう肘がぶつかることはないよ。
(この使い方は、車では、"leg-room"や"head-room"に代えて使えます。)
       ↓
There's enough leg-room in this car.
この車は足下が広い-す。


There's enough head-room in this car.
この車は天井が高いです。



② 可能性や見込みを表す"room"


There’s little room for innovation.
イノベーションの余地がほとんどない。

The evidence was clear, and there was
little room for doubt.

証拠ははっきりしていて疑いの余地がほとんどない。

Make room in your day for exercise.

一日の中に運動する余裕を作りなさい。


Englishラボのらぼでした。