らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

744. スェットパンツは相変わらずユルユル。

Scenario: 最近太ったからダイエットを始めたという友人。ホリデーシーズンに食べ過ぎて、5キロ太ったなんて言ってるけど・・・。

「スウェットパンツ、相変わらずユルユルじゃん。」




"Sweatpants are as baggy as always."



【ポイント1】「バギーパンツ」と「スェットパンツ」の違い。


服の種類の表現は、昔はズボンと言っていたものが今はパンツになっているというように、英語の影響を強く受けています。


ブラジャーは、a brassiereです。"s"は付きません。「ブラズィア」と発音しますが、日本に入ってきたときに、「ブラジャー」と聞こえたので、そのままの呼び名になっていますが、現在では、「ブラ」と言いますね。英語でも、"a bra"です。発音は/brɑː/で、"b"に母音がついていないので、「ラ」のほうが強く聞こえ、さらに「ラー」と伸ばします。ロングマンでは、"a brassiere"は、"abra"の正式な言い方であると言っています。


「スウェットパンツ」は1語で、"sweatpants"と書きます。アメリカンイングリッシュです。
loose warm trousers, worn especially for sport or relaxation
ゆったりしていて暖かいズボンのことで、特にスポーツやリラックス時に着る


「バギーパンツ」は2語で、「バギー」はあくまでも形容詞です。反対語は、"tight"です。ロングマンの定義はつぎのようなものです。


baggy clothes are big and do not fit tightly on your body 
バギーな衣服というのは、大きくて体にピッタリ付くことのないもの



【ポイント2】as ~ as が簡単に言えるようになる考え方。

いわゆる比較級は、英語学習者が文法を学ぶ時にひとつの壁になっているようです。


"as ~ as"で後ろの"as"は接続詞です。イディオムとして覚えてしまうのがいいと思いますが、"as always"の成り立ちを理解しておけば、様々に応用がききます。


今日のフレーズにある、"as always"は、「いつものように」という意味ですが、
"as they are always baggy" (スウェットパンツがいつもユルユルなように)
の中で繰り返しとなる単語をすべて取って"always"だけが残ったということです。


He is as tall as she (is tall).  彼は彼女(が背が高い)と同じように、背が高い。
ですから、
He is as tall as her. ではありませんね。。 


He loves Jane as much as I do(love Jane). 
He loves Jane as much as (he loves) me.


前の"as"は、"so=very"の変化したものと考えるといいです。


"as ~ as"より、"as(=so) ~ / as ....."という意識で言うと、簡単に同等比較の文が作れるはずです。試してみてね。


Englishラボのらぼでした。