らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

748. きっと解熱剤が効いたんだよ。

Scenario: 今年は風邪薬のCMが少ないように思う。コロナの感染のニュースを連日聞いていると、風邪を通り越してコロナかと思ってしまう。今日は熱があったので、とりあえず解熱剤を飲んだらすぐに下がったのでこう思った。


「解熱剤が効いたに違いない。」





The ibprofen must have kicked in."



【ポイント1】「即効性」を強調した、"kick in"という表現を使おう。


"kick in"は、使われている単語からも分かるように、「蹴って入れる」というイメージから、薬に使うと「飲むと効いてくる」ということです。鎮痛薬や解熱剤は即効性を期待しますね。


ロングマンの定義です。
"kick in"    informal    非公式
to start or to begin to have an effect
影響(効果)が出始めること

The painkillers kicked in and he became sleepy.
痛み止めが効いて眠くなってきた。


ついでにもう一つの使い方も覚えてしまいましょう。
kick in (something) 
to join with others in giving money or help 
お金を出したり、助けを提供したりして他の人に協力すること

We were each asked to kick in 50 cents toward the cost.
それを買うのに、俺たちも50セント出してくれよと頼まれたんだ。



【ポイント2】英語では薬の名前は成分の名前で言うことが多い。


現在は風邪薬と言えば「イブプロフェン」が主流ですが、以前は「アスピリン」でした。
薬局では、いわゆる「総合感冒剤」として売っている場合もあれば、症状に合わせて「頭痛」、「咳」、「鼻水」の薬として売っている場合があります。


日本では、メーカーが覚えやすく親しみやすい名前を付けている場合が多いですが、英語では、主要薬剤がそのまま書いてあることが多いです。「イブプロフェン」は頭痛にも効きます。


アメリカで薬が必要になった時は、必ず薬剤師さんに症状やアレルギーなどを伝えて相談にのってもらいましょう。


Englishラボのらぼでした。