らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

752. 2,3日ダラダラさせてよ。

Scenario: 共通テストがなんとか無事に終わり、こたつでゴロゴロしていると親に、「どこの大学にするか決めた?」と聞かれたのでこう答えた。


「2、3日ダラダラさせてよ。」



"Give me a few days to veg out."



【ポイント】「ダラダラ」に当たる英語表現。


日本語では、「スラスラ」とか「ジャンジャン」など、特に会話の中で同じ言葉を2度使って副詞として使うことがありますね。今日は「ダラダラ」を考えてみました。


"veg out"は是非使って見たい表現です。和英辞典には、「のんび過ごす」「ゆったり過ごす」と書いてあるものが多いようですが、ロングマンの定義では、


to be very lazy and spend time doing very little
とてもだらしなく、ほとんど何もせず過ごすこと


となっているので、温泉や別荘で過ごすイメージではなく、こんなイメージでしょうか。。。



「ゴロゴロする」は畳文化の日本にピッタリな表現かもしれません。(今は畳の部屋が少なくなってきてますから、「ゴロゴロする」もいつか無くなるかも・・・。)


「ダラダラ」に関する英語表現は、定義の中にある、"lazy"(形容詞)や"spend time doing  very little"を使って表現するといいのですが、他のシチュエーションでは次のような英語表現があります。



「長引かせる」という意味で使う。


"drag out"
Let’s not drag this meeting out any more than we have already.
すでに長引いているこの会議をこれ以上ダラダラ長引かせるのはやめよう。



「訳の分からないことを長く話す」という意味で使う。


"ramble"
She’s getting old and she tends to ramble a bit.
彼女は年をとってちょっと訳の分からないことをダラダラ長話をする傾向がある。


「ダラダラしゃべる」という意味で使う。


"drone on"
Tom was droning on about work.
トムは仕事のことをダラダラ話した。



「無駄に」を強調するために、"for nothing"をつけて、「実りのない」、「結論の出ない」という感じを出しても、「ダラダラ」感覚が出ると思います。


Englishラボのらぼでした。