らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

755. 早送りの映画みたいだな。

Scenario: 先日テレビで戦時中の日本の様子を映したビデオを放映していた。現在の生活を考えると、あまりの変化に驚くばかりだった。一緒に見ていた娘がこう言った。


「早送りの映画みたいだね。」



"It's like a movie in fast-forward."



【ポイント】プレーヤーに書かれている英語の表現と意味。


プレーヤーに書かれている英語を注意して見ることはあまりないと思いますが、今日のブログでは改めてその英語表現を取り上げて、それを会話表現まで広げたいと思います。(例文はロングマン、マクミランを参照しています。)


「再生」→ PLAY


They played the CD at full volume.
そのCDをボリューム一杯にしてかけた。


A radio was playing in the room.
その部屋でラジオがかかっていた。


He played back his answering machine messages.
彼は留守電を聞いた。



「巻き戻し」→ rewind   [riwáind] リワインドゥ (略)RWD


かつてはテープやビデオは「巻く」ものだったので、現在でも「巻き」(wind)という表現が日本語や英語の中に残っています。


Just rewind that, would you.
そこ、巻き戻してちょうだい。





「早送り」 → fast-forward           (略)FF / FFD 


動詞、名詞として使うことができます。ハイフンはついているもの、ついていないものの両方があります。


Fast-forward to the next episode.
次の回まで早送りして。





「一時停止」 → pause      [pɔːz] ポーズ 


録画映像や録音したものの場合、実際は一旦止めて、先に進めることを意味しますが、映像の早回しという意味でも使えます。再び動かす(動く)ことを前提にしています。


Children can run through without pausing.
子供たちは、途中で休むことなく走り通すことができた。



「(写真のために)ポーズをとる」のは、"pose"です。[póuz] (ポウズ)


We posed for photographs. (写真のためにポーズをとった。)





「録画/録音する」 → record     (略)REC


The group has just recorded a new album.
そのグループは新しいアルバムをレコーディングしたばかりだ。


Is the machine still recording?
まだ撮ってるの?(人を強調せずに、機械を主語にした表現です。)


I’ll record the film and we can all watch it later.
後でみんなで見られるようにその映画をとっておくわ。

Are we recording? Push that red button to start it.

録音する?赤いボタンを押したら始められるわ。(目的語を置かずに使えます。)


Englishラボのらぼでした。