らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

768. ウケると思ったよ。

Scenario: 学祭のコンサートの実行委員長をしている。普通のカラオケコンサートではなくて、歌マネのコンクールを提案した。衣装やメークも実際の歌手に似させて、しかもインタビューまで行なった。それが大評判で、会場は満杯だった。最後にステージで挨拶することになり、みんなにこう言った。


「ウケると思ってたよ。」



"I thought you'd get a kick out of that."


【ポイント】英語では使い方が色々ある「キック」。


カタカナの「キック」は、ほとんどが「蹴る」という意味で使っていると思いますが、今日のフレーズの"kick"は、"get a kick out of ~”、または、"get a kick from ~"で、「~に大喜びする」という意味になります。
喜び方が大きいときに使います。(「ウケる」という日本語表現がピッタリ!)


その他、「蹴る」イメージを持ちながら、別の日本語表現になるものを集めて見ました。(ロングマン参照)


"kick yourself"    悔やむ
I think you’ll kick yourself when I tell you the answer.
僕が答えを言ったら,きっと悔やむと思うよ。


"kick the habit"       悪い習慣を断ち切る
The scheme helps smokers to kick the habit.
その計画でスモーカーは悪い習慣をたちきることができる


"kick in"     口語  影響が出始める  (薬などが)効く     
       お金や助けを出して協力する
The storm is expected to kick in shortly after sunrise.
夜が明けてすぐ嵐になるだろう。


The painkillers kicked in and he became sleepy. 
痛み止めが効いて眠くなった。


Bill never wants to kick in.
ビルは協力したがらない。((協力して)金を出したがらない。)

We were each asked to kick in 50 cents toward the cost.

それに(を買うのに)50セントずつ出してれと言われた。


Englishラボのらぼでした。