らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

783. 光で見えにくい。

Scenario: 今日は久しぶりにライブをしている。友人にも声をかけていたので、多分来てくれているはずだ。ステージから客席を見たのだが・・・。


「ライトでよく見えないな。」



"The light's bothering my eyes."


【ポイント】会話よく使われる"bother"をマスターしよう。


日本語の辞書で"bother"を引くと、真っ先に「悩ませる」という意味が出てくる場合が多いです。そのため、英語学習者とって"bother"が使いにくい動詞のひとつになっているように思います。


例文で"bother"が使える感覚を身に付けましょう。(例文はロングマン、マクミランを参照しています。)


① 嫌だと思うこと、邪魔なもの、気がかりなことを主語にして使う。


My back hasn't been bothering me.
ここんとこずっと腰の具合が良くなくてさ。

It was very noisy, but that didn’t bother me.
すごくうるさかったけど、別に気にならなかったよ。


Does it bother you that people think you’re older than him?
あなたが彼より年上だって思われると嫌なの


Sorry to bother you, but Mr. Grey is on the line.
お忙しいところすみませんが、グレイさんからお電話かかってます。


Would it bother you if I put on some music?
音楽かけたら邪魔かしら?


What's bothering you?
困ってるの?


Are the children bothering you?
子供がいてご迷惑おかけしていますか


Don't bother me.
邪魔しないで。




② 労力を使う(使わない)ときに使う。(主に疑問文、否定文で使う。)


‘I’ll get you a chair.’ ‘No, please don’t bother.
「椅子を持ってきます。」「いや、どうぞお構いなく。」


Many young people don't bother voting.
若い人たちはわざわざ投票に行ったりしない


It was such a stupid question, I didn’t even bother to reply.
すごく馬鹿げた質問だったから、わざわざ答えたりしなかったよ。


He won’t come, so why bother inviting him?
彼は来ないのに、どうしてわざわざ招待なんかするの?


この場合、「労力をかける」(=to make the effort to do somethingーーーロングマンの定義より)ということなので、実際「労力(手間)をかけない」ことが「する」のか「しない」のかは、状況によると思いますが、一般的に「しない」場合が多いと思います。


"bother to~"と"bother ~ing"のどちらも使われています。


Englishラボのらぼでした。