らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

784. 2人でちゃんと話し合おう。

Scenario: 最近仕事が忙しく、家事も子供のこともすべて妻にまかせきりだ。妻もあきらめている様子で、最近はゆっくり話をすることもない。今日、帰宅すると妻は真剣な顔でこう言った。


「いい加減、2人でちゃんと話し合おうよ。」



"It's time for you and me to have a talk."



【ポイント1】"talk"は「気軽なおしゃべり」だけではない。

「トーク」というと、「話す」という意味で使っています。「会話をする」といったニュアンスなので、気軽なおしゃべりのように思えますが、「重要な内容を話す」ときにも"talk"を使います。


"Joe, we need to talk.  " は、「ジョン、話があるの。」といった感じで、日本語でもこう言われると、「何か問題があったかな?」と思いますね。そんな感じです。


"You should talk to a lawyer."
「弁護士に話した方がいいよ。」

「~について話す」ではなく、「~を語るという言い方ができるものには、"talk politics"、"talk sports"、"talk religion"などのように、"about"を付けない場合があります。


"Let’s not talk politics now,"
「今、政治を語るのはやめよう。」



「おしゃべり」といったニュアンスなら、"chat"、"have a chat"があります。ツィッターなどの「チャットをする」がその感じです。


The girls were chatting outside the house.
女の子たちが家の外でおしゃべりしていた。



【ポイント2】「二人」の表現のしかた。


日本語で「二人は仲がいいね-。」という「二人」は、「あなたたち二人」のことですから、
"You two"といいましょう。



「その部屋には、二人いたよ。」の「二人」はただ、人の人数ですから、"two people"です。
There were two people in the room.


「二人」が「一緒に何かをする」という意味なら、"together"も使えます。ただし、二人以上かもしれません。


We’ve very much enjoyed working together.
(二人で)一緒に働けてすごく楽しかったね。(状況によっては三人以上の場合もある)


「(誰かと)二人」なら一人を主語にして、"with"を使う方法もあります。


I want to go with you.
二人で行きたいな。


Englishラボのらぼでした。