らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

796. 足を引っ張る者はいらん。

Scenario: 新年度を間近に控えた会社では、来年度の営業目標が今年の倍に設定された。新型コロナで半減した売り上げを取り戻すためだ。社長が社員にこう言って発破をかけた。


「足を引っ張る者は去れ。」



"We can lose the one who's dragging us down."


【ポイント】使って見たい英語表現10選。

日本語表現をそのまま英語にすると、意味が異なることがあるので気をつけなければならないものがあります。(例文はロングマンとマクミランを参照しています。)


ネイティブ感覚で使ってみたい10の英語表現を選んでみました。


●「足を引っ張る」 ⇒ drag 人(もの)down 


Don’t let them drag you down to their level.
彼らのレベルまで下がっちゃいけない。


●「うかない顔をする」 ⇒ make a long face


There were some long faces in the hall when the results were read out.
結果が読上げられて、ホールではがっかりした顔が見られた。


● 「話に割って入る」 ⇒ chip in  (話が有益な場合)


Feel free to chip in if you have any comments to make.
コメントがあれば遠慮しないで割って入ってくださって結構です。


●「尻ぬぐいをする」 ⇒ clean up someone's mess


Why do I have to clean up his mess?
何で私が彼の尻ぬぐいをしなくちゃいけないの?


●「メンツをなくす」 ⇒ lose face


You really made me lose face. 
 よくも俺の顔をつぶしてくれたな。


●「遠まわしに言う」 ⇒ beat around the bush


Don't beat around the bush.
 遠回りに言うなよ。


●「同じ目標をもって進む」や「お互いに納得した」 ⇒ be on the same page


I think we’re all on the same page.
これですべてお互い納得ですね。


●「問題山積」 ⇒ have a lot on your plate


With three kids and a full-time job, she’s got enough on her plate.
3人の子供でフルタイムの仕事をしていて、彼女は問題山積だった。


●「接戦」「互角」 ⇒ neck and neck


He and Trump are neck and neck in the polls.
世論調査では、彼とトランプは互角だ。


● 「過去のこと」「済んだこと」 ⇒ water under the bridge


That is water under the bridge.
それはもう済んだことだから。



また、"lose"は「失う」と訳すことが多いですが、"can lose"は、「失うことができる」ではなくて、「なくてもいいや。」と言った感じになりますね。


Englishラボのらぼでした。