らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

827. 後で寄るね。

Scenario: スーパーで友人に会った。筍をいっぱいもらったので分けてあげる、というと喜んでこう言った。


「後で寄るね。」



"I'll stop by later."



【ポイント】「寄る」という意味になる表現。


「寄る」と言う表現は日常よく使っていると思います。
英語での表現と、状況に合わせた「寄る」を上げます。
(ロングマンを参照しています。)



① stop by


誰かの家、どこかの場所に「寄る」
どこか他の所に行こうとしている場合に使う。

I’ll stop by this evening.
今夜寄るよ。

Daniel stopped by the store on his way home.

ダニエルは帰宅途中にその店に寄った。


② drop by


特に時間を決めないで知人を訪問する場合の「寄る」
"drop by"の他に、次の使い方があります。それぞれ前置詞や副詞のニュアンスを捕えて使って下さい。

drop round
drop into
drop in 
drop in (on 人)




The kids drop round and see her from time to time.
子供たちが時折彼女に会いに寄ってくれる。


Jane dropped into the office this morning to tell me her news.
ジェーンが今朝、知らせを伝えるためにオフィスに寄ってくれた。


Why don’t you drop in for a drink?
一杯飲みに寄らないか?


"drop in"は他動詞として直接目的語を置くことはできません。
"drop in on you"のように、"on +人"や、"at +場所"を付けます。


Please feel free to drop in on us.   
どうぞ遠慮なくお立ち寄り下さい。 


③ come by


どこか他の所に行くついでに「寄る」

I’ll come by the house and get my stuff later, OK?
僕のもの取りにウチに寄るけど、いいよね?


”come"を使っているのは、話している相手のところに「寄る」ということで、相手のいるところを中心に考えた表現になっています。


話している相手の所に行くと言うときに、"I'm coming."と言って、「(そちらへ)行きます。」となるのと同じです。これを、"I'm going."と言ってしまうと、「(どこか別の場所に)行きます。」ということになります。


"come by"は「なかなか手に入らない物を何とかして得る」という意味で使うこともあります。

How did you come by this picture?
どうやってこの絵を手に入れたの?


④ call on


人に会ったり何かをしたりするために家や他の場所に「寄る」

Let’s call on James on the way home.
帰りにジェームズの顔見に行こう。


人以外を目的語にする場合は、"call (in) at ~"を使います。

I regularly called in at his office.
定期的にオフィスに立ち寄った。



明日は、「店の前はすごい人!」です。


Englishラボのらぼでした。