らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

882. 彼女すごく頼りになるよ。

Scenario: 人の役に立つということは、思ったより難しい。近所に、困ったことがあると彼女に相談すればいいと言われる人がいる。個人的な悩みから健康相談まで、色々と適切なアドバイスをしてくれるのだ。多くの人がこう言っている。


「彼女すごく頼りになるよ。」



"She is so good at helping people."



【ポイント】「得意である」という表現の意味するもの。



人を主語にして、"good"を使うと「うまい」という意味になります。


He is a good cock.     彼は料理がうまい。
She’s a very good player.   彼女はとてもいい選手だ。


この"good"は、"skilful"(いい技術を持っている)という意味で、ロングマンの定義では、


able to do something well
何かをうまくできる


ということです。


できるという意味を持つ助動詞の"can"を使わない表現です。


それに、"at"をつけて、"good at ~”で、「~をうまくやれる」となります。日本語ではしばしば「~が得意である」という表現を使いますが、「~がうまいよ」と言いかえることもできます。今日の表現の”good at helping people"は、「人助けをうまくやる」⇒「頼りになる」という表現になっています。特に動名詞の~ingを続けると、「~することがうまい」というと自然な表現ができます。

She’s good at making things.
彼女は物を作るのがうまい



さらに、次のように特に語学関係では「~に堪能である」という場合もあるでしょう。


Alex is very good at languages.
アレックスは語学に堪能である。




"at"のほかに、人やものの扱いについて言う時には、"with"も使えます。


ロングマンの例です。


As a politician, you need to be good with words (=skilful at using words).
政治家としてあなたは言葉をうまく扱う必要がある。

He’s very good with people (=skilful at dealing with people).
彼は人の扱いがとてもうまい。



明日は、「相談できるのはあなたしかいないの。」です。"consult"は使いません。
読んでね。


Englishラボのらぼでした。