らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

889. 12点勝ったな。

Scenario : コンピュータゲームで友人と対戦をしたが、いつも勝っているのに今日は調子が悪く1回戦は負けてしまった。友人が点数を見てこう言った。


「12点勝ったな。」



"I've got a 12-point lead."




【ポイント】名詞だけで、形容詞の働きをする場合がある。


今日の表現では、"a 12-point lead"で、「12点のリード」という表現が使われています。


"12-point"は2つの名詞がハイフンでつながれて形容詞の役割をしています。このようにハイフンで単語をつなげた場合、12が複数であっても、"points"とならずに単数形を使います。


"lead"も名詞です。("a"という冠詞が付いていることからもわかります。)


名詞+名詞で、前の名詞が後ろの名詞にかかっている用法で、結構よく使われます。後ろの名詞は複数になることができます。


"cat food"    キャットフード
"tap water"    水道水
"hotel rooms"   ホテルの部屋
"house key"          家のカギ
"ticket booth"   チケット売り場


などです。


動名詞(動詞に~ingをつけて名詞の扱いをするもの)でも同じです。


"sleeping pills"   睡眠薬
"shopping bag"   買い物袋
"walking shoes "   ウォーキングシューズ




これらに共通していることは何でしょう?


名詞①+名詞②


とすると、名詞②+前置詞+名詞①の関係を作ることができるのです。


food for cats
water from a tap
rooms in a hotel
key to the house
a booth for tickets


pills for sleeping
a bag for shopping
shoes for walking


という具合です。


"a 12-point lead"は、"a lead by 12 points"(12点分のリード)と言えます。 


名詞が副詞になる場合もありますが、それはまた後日・・・。


明日は、 「スケジュールは、前後5分余裕を持たせてあります。」 です。今日の用法を使って表現できますよ。


Englishラボのらぼでした。