らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

891. すべてがあるあるネタだね。

Scenario: 素人芸人コンテストに出て決勝まで進むことができた。どれだけ笑わせることが出来るかは、審査員の判定に大きく影響してくる。今回のネタはかなり観客に受けて、審査員もこう言って大笑いしてくれた。


「すべてがあるあるネタだね!」


                      (Mr. Show - "The Audition"より)


"All your materials are relatable."



【ポイント】英語にしにくい日本語。

日本文化の中で生まれた独特な言い回しは、英語で表現しにくいものです。


「ネタ」に当たる表現は、"materials"。辞書では「材料」という意味で載っていますね。


「あるある」は、"relatable"と言っていました。日本語で考えると「関係づけられる」という意味になるので、印象に残りました。


日本の「漫才」はアメリカにはなく、いわゆる「ピン芸人」と言われて「漫談」をする人は、"stand-up comedian"と言います。


「ツッコミ」は、"side-kick"で、「ツッコミを入れる人」は、"side kicker"です。良く感じがあらわれていますね。


次の動画は、「一人芝居」(a monolog) のオーディションをネタにしたコメディです。(4分)
"Can I use this chair?"だけで、これだけ笑えるとは・・・。



Mr Show - "The Audition"


perform    演じる
apropos    適切に    "How apropos!"「そのまんまだね。」
"We'll get it this time."   「今度は大丈夫だから。」
"Don't just look at each other!"    「顔見合わせてんじゃないよ!」
"It comes from experience from a real place."   「実際にあった場面の再現なんだよ。」
start again    もう一回はじめからやる
designer tie    ブランドもののネクタイ
imported bottled water    瓶に詰められた輸入物の水
on your power trip        威張り散らして
sitcom                        連続ホームコメディ
You've got the goods.      証拠は充分揃ってるよ。(うまいと言うことが証明されたよ。)



笑えましたか?
簡単な単語が多い中で、いわゆる俗語が入っているので、分かりにくい部分もあったかと思います。でも映像が助けてくれますね。




明日は、「資料があるので、ご覧になってください。」です。「資料」には、"materials"や"reference"以外の単語を使います。



Englishラボのらぼでした。