らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

900. あなたのジャック・ニコルソンのモノマネすべってるよ。

Scenario: 私の友達は有名人のマネをしては皆をおどろかせているけれど、今日のジャック・ニコルソンのモノマネはいまいち似てなかった。


「今日のあなたのジャック・ニコルソンのモノマネ、すべってる。」



"I'm not interested in your Jack Nicholson."



【ポイント】「ものまね」を英語で表現する。


「ものまね」に関する英単語で最も近いのが、"impression"(印象)です。「ものまね」でウケるのは、その人や声の特徴をとらえて相手に本物を想像させることができるからです。その特徴が「印象」に結びつくのです。


今日のフレーズでは、"impression"が省略されています。
"I'm not interested in your (your impression of) Jack Nicholson"です。


モノマネをしている状況で言っているので、わざわざ"impression"を言わなくてもいいのです。


同じ"your impression of"を使っていますが、次の例文はどうでしょう?


What was your impression of Roger?
    ⇩
ロジャーの印象はどうだった?


です。


会話文は、その場の状況を踏まえて言うものなので、言わなくてもいいものは省きますし、伝えたい内容によって単語の意味も変わってきます。(日本語でも同じですね。。。)


"impression"を使う時は、動詞に"do"を使います。


"I'll do an impression of Jack Nicholson."
ジャック・ニコルソンのモノマネやります。


といった感じです。


"impersonate"という動詞もあります。(定義はロングマンより)


to copy someone’s voice and behaviour, especially in order to make people laugh
特に人を笑わせる目的でその人の声や態度をまねること


マネをされる人が傷つくようなマネのしかたをしないように気をつけましょう。



In the film, he amusingly impersonates a woman.
その映画で、彼は面白おかしく女性のマネをしている。


Do you know it is a very serious offence to impersonate a police officer?
警官のマネを笑いの種にするのは大きな侮辱だって分かってるね?


"do the voice of ~"で、「~の声を真似る」と言っていたネイティブがいましたが、辞書に載っていない言い方なので、俗語として「~の声をやる」といった感じで伝わると思っておいてください。
"do Jack Nicholson"も同様で、「ジャックニコルソンやる」と伝わります。
"do"を付けてしまえば、何でも「~やる」となってしまいますが、あまり使いすぎると知的な感じがなくなります。。。(^_^)


明日は、「今までの蓄えを取り崩して生活してます。」です。
読んでね。


Englishrラボのらぼでした。