らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

106. ちょっと堅苦しいけど、みんないい人!

Scenario:
4月も終わりに近づいて、新しい会社にもようやく慣れてきた。上司を始め、皆さんとてもまじめで仕事以外の話はほとんど聞こえてこない。母親は心配らしく、会社はどう?って聞いてくる。


「ちょっと堅苦しいけど、みんないい人だよ。」


"It's a little stuffy, but the people are nice."


【ポイント1】主語をよく考えて。状況、状態を漠然と伝える"it"がある。


"stuffy"は、「息苦しい感じ」で、人を主語にしても使えますが、そうすると後の"nice"とのバランスがよくありません。
堅苦しいのは、職場全体の雰囲気として、主語を"It"にして、but....と続けると違和感がないです。


【ポイント2】"the people"で「そこにいる人」で、一般の人と区別することができる。



「みんないい人」を"people are nice"とすると、「人というもの」という限定のない、一般的な人をいうことになります。だから定冠詞"the"を付けて、「自分の周りの」という限定をしています。


"nice"には、"friendly"(親しみやすい)、"kind"(優しい)、"polite"(礼儀正しい)という意味があります。"Be nice to her."というと、「彼女に優しくしてあげて。」となります。こういうときには、"Be good to her."とは言いません。


Englishラボのらぼでした。