らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1104. 教えてくれてありがとう。

Scenario: 校則が厳しい学校に新しく赴任した。校長は先生に対しても色々厳しい指示を出しているようだ。同僚の先生から、男性の先生は必ずネクタイをしてきたほうがいいと聞いたので、こう言った。


「教えてくれてありがとう。」



"Thanks for your heads-up."



【ポイント1】気軽に使える、"heads-up"。


今日は、"heads-up"という単語をとりあげました。
口語的で、フォーマルな場面では使いませんが、今日のフレーズのように、日本語で「教えてくれてありがとう。」程度の軽い感じで使えます。


また、相手との関係によっては「ご忠告どうも。」といった感じにもなります。
アメリカ英語では、上から何かが落ちてくるかもしれないときの、注意喚起として使われることもあります。その場合はただ、"Heads-up!"と言います。


ロングマンの用例は次のようになっています。


Here's a heads-up for investors in real-estate stocks.
不動産株の投資家への注意点があります。


普通単数で使います。



【ポイント2】日本語の「教える」に気を付けよう。


「教える」というと、英語の表現では、主に次の3つを使い分けています。


"teach" → 教育的な内容を「教える」


"show" → 図などを示して「教える」


"tell" → 情報を「教える」


今日のフレーズでは、


"Thank you for telling me."と言い換えることもできますね。



明日は、「面白いものに興味持ってるんだね。」です。
読んでね。


Englishラボのらぼでした。