らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1112. そういうわけにはいかない。

Scenario: コロナパンデミックの影響で閉店する店が増えているという。自分の店も再びコロナ感染が拡大しているので、最近の客足がとだえた。売り上げが全くない日もある。このままでは、従業員を解雇せざるを得ない状況に陥ってしまうが。。。


「そういうわけにはいかない。」



"I can’t let that happen."



【ポイント】すぐ使える"happen"4選。


"happen"は「~が起こる」という意味ですが、訳語にとらわれて、実際にあまり使われていなくて残念に思うことがあります。
そうした例をあげてみます。("that"は"it"になることもあります。)



① Don't let it happen again.


「もうそういうことはするなよ。」
「またしちゃだめだぞ。」
「またそうならないように気を付けるんだぞ。」


相手に注意を与える場合、"let"を使うとキツさが和らぎます。



② I won't (=will not) let it happen.


「俺が何とかするから安心しろ。」(そういうことはさせない、という意味で。)
「私に任せて。」


"won't"で強い意思を表すことができますす。



③ It will never happen again.


「二度とそういうことがないようにします。」
「もうしないから。」


日本語では、人を主語にして言うことでも、英語では人以外を主語にすることがあります。



⓸ It happens.


「よくあることよ。」
「それってよくあるじゃん。」


現在形を使うことで、一般的に起こることを伝えています。
"all the time"をつけることも多いです。



ここで問題です!


"let"の代わりに"make"を使って、
"I can make it happen."にするとどういう意味になるでしょう?


"I can make it happen."を使って、短い会話を考えてみてね。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「こちらこそ。」です。
読んでね。


Englishラボのらぼでした。