らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1201. あいつらグルだよ。

Scenario: 先日、私のクレジットカードが不正利用されていると銀行から電話があった。上司と名乗る人が電話に出たり、クレジット会社の人からの説明があったりしたので、すっかり信用してしまったのだが、カードを渡す前に息子に相談すると詐欺じゃないかと言われた。


「あいつらグルなんだよ。」


(アメリカの犯罪コメディ映画『スティング(The(The Sting)』より、ポール・ニューマンとロバート・レッドフォード)


"They are in on it together."



【ポイント】簡単な単語を使って様々な表現をつくる。


簡単な単語ほど、様々な意味をもつことがあります。
簡単な単語を知っているだけで、英語がしゃべれるというのは、そういうことがあるからだと思います。


今日のフレーズで見てみます。


"They are in on it together."


この"in"は、「入っている」、「参加している」のニュアンスです。


今日のシナリオに基づいて、「あいつらグルなんだよ。」という表現にしてみました。


もし、難しい仕事に取り組んでいるシナリオなら、


「彼らは力を合わせてそれに取り組んでおります。」


などの表現はどうでしょう。


"on it"の"it"を"me"などの人にすると、今日のフレーズは・・・


「彼らは一緒になって私を狙っている。」といった感じになります。



"I'm in!"だけで、「私もやる!」とか、「(その話)乗った!」となるでしょう。
場所の話なら、「中にいるよ!」かもしれませんね。。。


"on"は、「関わり」、「~について」といった感じをあらわします。


"I'm on it."だけなら、「今やってます。」「僕がやります。」となるでしょう。


それに、副詞の"together"を付けると、


「二人」なら、「一緒に」、「大勢」なら、「総出で/みんなで」といったような表現をつけるといいですね。


このように、簡単な単語や、前置詞や副詞のイメージで、どこまで英語で表現できるかやってみるといいと思います。



皆が騙された、大ヒット犯罪コメディ映画『スティング』のラストシーンをどうぞ。
最後のテーマ音楽は、今でもどこかで使われているはず。。。



ザ・スティング ラストシーン



簡単な単語や前置詞、副詞を使って会話文を作ってみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「誰に会いに来られたんですか?」です。簡単な単語を使っています。
読んでね。


Englishラボのらぼでした。