らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1182. まわりは新卒ばっかだよ。

Scenario: 今日は新入社員の研修の日。自分は35歳。中途採用だ。会場の会議室に行ってみると、明らかにみんな自分より10歳は若いようだ。中途採用は自分だけらしい。帰宅して妻にこういった。


「まわりは新卒ばっかりだったよ。」



"I was surrounded by fresh-out-of-college young guys."



【ポイント】ハイフンでつなげば、一語の単語になる。


今日のフレーズにある"fresh-out-of-college"は、「大学を出たばかりの」という形容詞です。ハイフンでつないだ単語は形容詞として使われるものが多いです。


ハイフンとダッシュは違います。ダッシュはハイフンより長く、文中で、説明をつけ加える場合によく使われています。正確なダッシュの種類と使い方は、こちらをご覧になるといいと思います。(→ダッシュ (記号) - Wikipedia


ハイフンはダッシュより短いです。今日のフレーズにあるように単語をつなぐ場合に用いられます。ハイフンを使う理由は、「読みやすく、理解しやすい」ということになると思います。逆にいうと、誤解が生じることがなければなくてもよい、場合も生じます。
ですから、単語によってハイフンをつけるのが正しい場合と、なくてもいい場合があり、またどちらでもいいというものもあります。


「彼の担任の先生は大学を出たばかりです。」という場合、


His homeroom teacher is a fresh out of college teacher.


だと読みにくいですね。ハイフンをつけたほうがいいでしょう。

His homeroom teacher is a fresh-out-of-college teacher.



のように。


ひとつ気をつけなければならないのは、「単語を結んだだけ」なので、前に数詞が来ていても、あとにくる名詞は単数になるということです。


〇He is a three-year-old boy.  (彼は3歳児だ。)
× He is a three-years-old boy.


のように。


ただし、
a mother-in-law(義理の母)の複数形は、"mothers-in-law"です。




単語をハイフンでつないだ形容詞で短文を作ってみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「今の若者はそういうところがありますね。」です。
読んでね。


Engshラボのらぼでした。