らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1181. 私も嬉しいわ!

Scenario: 新しい年度を迎えて気合を入れようと仲の良い友人5人で食事に出かけた。一人が今年度から昇進して、希望していた課に移ることができ、喜んでいたので、こう言った。


「良かったね!」



"Happy for you!"



【ポイント】お祝いの言葉をかけてあげよう。


今日のフレーズの"Happy for you.!"は、I'm happy for you. の "I'm" を省略した形です。


このフレーズだけでも、「おめでとう!」と同じ気持ちが伝わります。


"Congratulations!"や省略形の"Congrats!"の続きにひとこと添えてあげてもいいと思います。


"Happy"に、"very"や"so"といった副詞を付けた表現もよく見ます。


「私も嬉しいわ。」「良かったね。」でもお祝いの気持ちが伝われば、それでいいと思います。


ここに使われている"for~"は「~のために」というニュアンスではなく、「~に対して」という、自分の感情がどこに向いているかを表すものだと思います。


ロングマンには次のように説明されています。(例もです。)


used to say which person or thing your feelings are directed towards
自分の感情が直接に向いている人やものに対して言うのに用いられる



I came away feeling sorry for poor old George.
私は年老いたジョージがかわいそうだと思いながら帰ってきた。


My deep love for him still remains.
私の彼に対する深い愛情はまだ残っている。


They show no respect for authority.
彼らは権威に対して全く敬意を表さない。


"Good for you."も「良かったね。」という意味で使われますが、“(I’m) happy for you.” は、人生の転機になるような出来事の祝福に用いられることが多く、Good for you.” は、日常的なささやかな喜びを含み、より幅広く使えますが、使い方によっては「皮肉」にもなりますので、気を付けましょう。


"Happy for you!"、あるいは、"Good for you!"を使って、会話文を作ってみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「まわりは新卒ばっかだよ。」です。
読んでね。


Englishラボのらぼでした。