らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1205. 大きさは3倍だよ。

Scenario: 近所に大きいサイズの服ばかり置いている専門店ができたので、行ってみた。Tシャツはゆったりしたものが欲しかったので、自分のサイズより大きくてもいいと思ったのだが、どれも巨大でびっくりした。一緒にいった友人がこう言った。


「大きさが3倍ってとこだね。」



"They're three times our size."



【ポイント】倍数表現を簡単にする方法。


学校で英語表現を習う時、最も面倒に思うのが「比較表現」でしょう。ほとんど例文の暗記ばかりで、この辺から英語は暗記することが多いと思って嫌いになってしまうのかもしれません。


しかし、実際の会話の中では、かえってテキストの例文通りの英文が出てこないことがよくあります。


今日はそんな中のひとつ、「倍数表現」を取り上げてみました。


今日のフレーズの、「大きさが3倍」という表現は、テキストの例文は次のようになっています。


A is three times as large as B.   
A is three times larger than B.
A is three times the size of A.


どの英語表現も日本語表現では、次のようになります。
「Aの大きさはBの3倍だ。」
「AはBより3倍大きい。」 


つまり、
● "as ~"や比較級の前に、倍数に当たる表現を置く。


● 倍数のあとに、"the --- of ~"で、「~の大きさ/高さ/広さ」などを持ってくる。


などです。


今日の表現は、
These shirts are three times the size of our shirts.
を最も短くしたものです。


会話では、"the size of our shirts"のところが、"our size"になっています。


「それ、長さがこの半分だね。」は、 "It's half this length."


「長さ」のところを「高さ」にするには、"height"にし、「広さ」なら"width"にすればいいです。


「値段3分の1/半分だね/3倍。」だけなら、
"The price is one third/half/three times."だけで分かるでしょう。


「ポイント10倍」なら、
"You can get ten times the points."になりますね。


簡単に考えればいくらでも応用がききます。




倍数表現を使って、短文や会話文を作ってみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「息子ともめててね。」です。
読んでね。



Englishラボのらぼでした。