らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1420. ずっと父のようになりたいと思っていました。

Scenario: 昨年亡くなった私の父は医師だった。地元で小さなクリニックを開業していて、地元の人たちから信頼されていた。そんな父を見ていたので、自分も医学の道を進もうと思った。

「小さいころから父の様になりたいと思っていました。」




"I grew up wanting to be just like my father."



【ポイント】"want"に"ing"がつく場合。


今日のフレーズの中の、"wanting"の使い方を説明します。


まず、内容を"and"を使って書き直してみます。


I grew u, and I wanted to be just like my father.


となります。


2つの文の主語が同じなので、後ろの"I"を省略し、一つの文にするために、"and"という接続詞を省きます。そして、"wanted"を"wanting"という現在分詞にして、前の文にくっつけます。
これは、「分詞構文」といって、2つの文をひとつにまとめる手法です。


会話では、とても便利です。一つの文を言ってから、つけ加えたい内容を動詞に"ing"を付けてつなげればいいだけですから。


動詞が”be動詞"でもできます。


「寝ました。疲れました。」
   ⇩
I went to bed. + I was tired.


は、


I went to bed, being tired. となり、"being"は省略できるので、


I went to bed, tired. となり、カンマをはずせば、


I went to bed tired.  となります。


日本語では、「疲れて寝ました。」という表現になります。


カンマは、"tired"のように一語のときは、ライティングの時も省略して構いませんが、長い文になるときは、カンマを入れて書いた方がいいです。


(注:分詞が補語になっているという説明もできると思います。文法の説明には様々な考え方が可能だと思うので、今日の説明は、らぼの独自のとらえ方と考えていただければ幸いです。)



"grew up ~ing"を使って、会話文を作ってみましょう。できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。