らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1603. 口をはさむな。

Scenario: 学校の廊下で大きな声がするので、職員室から出てみると、生徒が叱られている。何をしたのか分からなかったが、その先生があまりにも大きな声でどなっているので、何か言った方がいいのではないかと同僚に言うとこう言われた。


「口をはさむな。」



"Don't get a word in."



【ポイント】"a word"が、「単語」という意味にならない場合。


"have a word"と、"my word"については、こちらで書きました。


相談や、命令することがある場合、相手に"I have a word.”と言えば、「ちょっと話があるから来て。」といった感じになります。ひとこと、"John, a word!"と言うこともあります。


"someone's word"は「約束」という意味になります。"You have my word."は、「約束するよ。」といった感じです。


今日のフレーズは、"get a word in"という言い方です。"edgeways"を「横から」といった副詞としてつけることもあります。


ロングマンの定義は次のようなものです。


get a word in (edgeways):
to get a chance to say something

何かを言うチャンスを得ること


シチュエーションとしては、


相手が一方的に話し続けるので、自分が話すチャンスがなかった。
アドバイスをしようと思っても、相手が聞く耳をもたず、自分の意見を通そうとする。


といった場合が考えられます。



使い方


Once George starts talking it’s difficult to get a word in edgeways.
ジョージが話しだしたら、こっちから何も言えなくなってしまう。


She barely got a word in.
彼女はほとんど言い返さなかった。(口をはさまなかった。)


He found that even if he could get a word in edgewise it was cut off right away.
彼は、たとえ脇から何か言えたとしてもすぐに無視されることが分かっていた。


He told her it had not been easy to get a word in.
彼は彼女に簡単に口を挟むことはできなかったと言った。




"get a word in"を使って会話文を作ってみましょう。できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「新オフィスへの移転作業中です。」です。進行形を使っていない表現です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。