らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1606. それ注文終了なんです。

Scenario: 友人とパンケーキを食べに行った。一番おいしいと評判のベリーベリーパンケーキが食べたかったのだが、こう言われてしまった。


「それ、注文終了なんです。」




"We served the last one."



【ポイント】簡単な英語表現なのに、日本語表現と違いすぎるもの。


英語で会話するときに、まず日本語で考えてからそれを英語にしようとすると、どう言えばいいのか分からず、ネイティブが言うのを聞いて、「なんだ、それでいいのか。」と思うことがあると思います。


今日のフレーズでは、日本語で「最後の一つをお出ししました。」とは言いませんね。


反対もあります。ネイティブが「時は飛ぶね。」と言ったのが、「(時が経つのは)早いわねー。」と言いたいのだと分かったことがあります。


英語での会話では日本語を忘れることがひとつの英語表現のコツかもしれません。


"last"の表現が日本語表現と違いすぎるものを挙げてみます。(ロングマンを参照しています。)


Travelers will find it hard to get a hotel room at the last minute.
旅行者は、直前になってホテルの部屋を確保するのは難しいでしょう。


She always waits until the last minute to write her paper.
彼女、論文はいつもギリギリに出すんだ。


We decided to go at the last minute.
私たちは土壇場で行くことを決めた。


The bends in the road came at the last moment.
道は最後の最後で曲がってるよ。


She’s the last person I’d expect to meet in a disco.
ディスコで彼女に会うことはまずないね。


Money was the last thing I cared about right now.
今はお金のことなんてとても考えられなかった


The last thing she needed was for me to start crying too.
彼女は私にも泣いて欲しいなんてこれっぽちも思っていなかった。


Holding a bat, he determined to have the last laugh.
バットを握りしめ、彼はサヨナラホームランを打つ(決勝点を入れる)とを決意した。


I was last in the race.
そのレースではビリでした。



"last"を形容詞か名詞で使った表現で日本語で「最後」という表現を使わない会話文を考えてみましょう。短文でもいいです。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「どっちか選べってこと?」です。"choose"を使わないで表現しています。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。