らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1659. あと1年で博士号がとれるところまできたのよ。

Scenario: 日本の大学に留学して、博士課程に在籍している。アメリカに住んでいる家族から電話があり、母が入院することになったという。父は私にアメリカに帰って来て欲しいと言うのだが、突然のことで戸惑っている。そのときは、ただこう言うしかなかった。


「あと1年で博士号がとれるところまで来たのよ。」



"I'm a year away from my Ph.D."



【ポイント1】様々に応用できる"away"6選。


"away"という副詞は、「離れている」イメージで使います。これひとつで、様々な場面が表現できます。特にすぐ使える"away"の用法を6選とりあげます。


① 「離れる」、「近づかない」


Go away!    
あっち行け!


She drove slowly away.
彼女はゆっくりと(車で)走り去った。


Stay away from the fire.
火に近づいちゃダメ



② 「そらす」


She turned away and stared out of the window.
彼女は背を向け、窓の外を見つめた。


Charley blushed and looked away, embarrassed.
チャーリーは顔を赤らめ、恥ずかしそうに目をそらした



③ 「(学校や会社を)休む」


She is away with flu.
彼女はインフルエンザで休んでいる。


He is away on holiday.
彼は休暇で不在だ。



④ 「時間的、距離的な隔たり」を表す


The beach is only five minutes away.
ビーチまでほんの5分だよ。


Chicago is about 20 miles away.
シカゴまで、大体20マイルだ。



⑤ 「行事などの予定」までの期間を表す


Christmas is only a month away.
クリスマスまでわずか1か月よ。



⑥ 「達成目標」までの差を表す


They were just two points away from victory.
勝利まであと2点だった




【ポイント2】学歴を表す英語表現。


4年生大学卒業資格⇒ bachelor’s degree ⇒ 学部によって省略形が異なりますが、大抵"B"を頭に付けて、後ろは、判別できる程度に省略します。(例) BE または BEng (Bachelor of Engineering)


大学院修士課程資格⇒ master’s degree ⇒ M.A.(Master of Arts  / 理系には、M.S. ⇒Master of Science となる場合があります。 )


大学院博士課程資格⇒doctor’s degree ⇒ Doctor of Philosophy ⇒ Ph.D




"away"を使った会話文を考えてみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「尻込みしてちゃだめよ。」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。