らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

821. 私、それの紺色の持ってる。

Scenario: モールで友人に会った。彼女が偶然私が先日買ったバッグと同じバッグの色違いをもっていたので、こう言った。


「私、それの紺色の持ってる。」



"I have it in navy."



【ポイント1】"it"か、"one"か?

今日の表現の中の"it"は、なぜ"one"ではないのでしょう?



今日のようなシチュエーションでは、"one"だと、不特定多数のうちのひとつを指す、"a bag"の代名詞になり、”I have a bag in navy."(紺色のバッグ持ってる。)になってしまいます。
"it"なら、特定の製品のバッグであることを指す、"the bag"の代名詞なので、"I have the bag in navy."(そのバッグの紺色持ってる。)となるのです。



【ポイント2】色を"in"を付けて表す。


一般に色を表す場合は、形容詞として名詞の前に置きます。
"a red dress"のように。


一方で、名詞として、前置詞の"in"と共に使う表現もあります。
ロングマンから例を上げます。


She arrived dressed in pink.
彼女はピンクのドレスを着て着いた。


The corrections were marked in red.
訂正は赤でマークされた。

He was dressed all in black.

彼は全身黒ずくめでした。


She nearly always dresses in blue.
彼女はほぼいつも青いドレスを着ている。

Do you have these skirts in grey?

このスカートのグレーありますか?



明日は、「うわの空みたい。」です。



Englishラボのらぼでした。