らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

822. お前、うわの空みたいだぞ。

Scenario: 今、授業中。私の横に座っている友人はノートをとらず、ただ窓の外を見ているだけだ。あてられたのに、気付かないので、先生がこう言った。


「君、うわの空みたいだぞ。」



"You seem awfully faraway."


【ポイント】1語にするのと、2語にするのとでは意味が違うものがある。


"everyday"と、"every day"は違います。多くの場合、次のように使います。


"everyday" → 「毎日の」、「ありふれた」、「普段の」という意味の形容詞で、名詞の前に付ける。


"every day" → 「毎日」という意味の副詞。



"faraway"と"far away"も同様です。


"faraway" → 「遠くの~」          
          "faraway places"(遠くの場所)
          "faraway countries"  (遠くの国)
          
この意味では、名詞の前に付けて使います。


今日の表現のシチュエーションでは、
There is a faraway look in your eyes.   とか、
Your eyes have a distant faraway look.
と言うのが、実際の語法としては正しいのですが、口語では、今日のフレーズのように、叙述的に使うことがあります。


「ぼーっとしてる。」という日本語表現が一番近いかなと思いますが、"a farway look"の英語の定義では、
 thinking about something very different(全く別のことを考えている)なので、「うわの空」を使ってみました。


"far way" →どちらも副詞。
      "far"「遠くへ(に)」、「大いに」
      "away" 「離れて」 
 
She wants to move far away from here.

彼女はここから遠くへ引っ越したいと思っている。



明日は、「割り込むな、列に並べ。」です。


Englishラボのらぼでした。