らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

998. 僕は後でいいよ。

Scenario: 会社のお昼休みに銀行に行ったらATMの機械がいくつか故障していて、かなりの列ができていた。私の前にいた人がこういってくれたので助かった。


「僕は後でいいですから。」



"I can wait."



【ポイント】"wait"を効果的に使おう。


基本的な「待つ」という意味の"wait"ですが、ちょっと一味加えることで、使う状況や言いたいことが広がります。大きく2つ挙げてみました。


① "can"や"can't"と一緒に使う。


"I can wait."で、
「待つことができる」から次のような日本語表現が考えられます。


「(私は)急ぎませんから。」
「急がなくていいよ。」
「待ってるから。」
「後でいいです。」
「お先にどうぞ。」



"I can't wait."で、
「待てない。」から、 「待ち遠しい。」→ 「楽しみです。」ということを伝える。


"It can wait."で、仕事などが「急ぎではない」ということを伝える。


"Can it wait?"
今すぐでなくていい?
それ、後でもいい?



② 進行形を使う。


I'll be waiting for you at 5:00.
5時にお待ちしております
(相手を待たせることはない、という感じが伝わります。)


A rental car is waiting for you at the airport.
空港でレンタカーの準備ができております。
(準備ができているので、いつでもどうぞ、という感じが伝わります。)

Well, what are you waiting for? Go and apologize.

何をぐずぐずしてるの?早く行って謝ってらっしゃい。
(口語です。相手を促す感じです。)


I’m still waiting for my results.
結果まだ分からないのよ。/ 結果待ちなの。
(何かを期待していて、まだ分からないことにちょっとイラついたり、不安に思っている感じ。"still"と一緒に使うと効果的です。)



ここで、クイズです!


今日の画像のワンちゃん、健気にご飯をもらえるのを待ってるようですね。
こんなとき、「お待たせ~。」って言ってあげたいですね。
I'm sorry の後に何かを続けて言ってあげましょう。何を続けてもいいです。


明日は、「元気づけに一杯飲みたいよ。」です。「元気づけに一杯」は一語で表現できます。
読んでね。


Englishラボのらぼでした。