らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

36. ここで足止めくらってる。

Scenario:
やっぱり今年も雪が降った。積もるって言ってたけど、とりあえず羽田空港へ。やっぱり雪のため、搭乗は見合わせ。1時間経っても飛ぶ気配なしだ。。。とにかく会社に連絡をいれた。


「ここで足止めくらってるんスよ。」



”I'm stuck here."


【ポイント1】過去分詞は形容詞と考えてよし。


"stuck"は"stick"の過去分詞です。"stick"は名詞のほうが馴染みがありますね。「棒」とか「ステッキ」という意味です。形容詞の"sticky"は「ねばってる」とか「べとべとしてる」いう意味で、納豆とかご飯などの形容に使われる単語です。"stick"は動詞もあるんです。


1. 「~を突き刺す」
2. 「~をくっつける」
3. 「~を動かなくさせる」


という意味です。3番目の意味に注目!
他動詞ですから、「~を」の部分を主語にして受け身になおすと、
「~は動かなくさせられた」となるわけです。
"I'm stuck."の出来上がりというわけ。
でも、日本語には、この意味でいい表現があるのです。


「足止めを食らっている」
「行き詰まってる」
「立ち往生してる」
「お手上げ状態だ」
「身動きとれない」
「にっちもさっちもいかない」
「はまってしまって抜け出せない」


日本語ってスゴイ!状況によってこれだけある!(もっとあるかも・・・。)
英語ってスゴイ!この状況がすべて"stuck"1語で言える!


つまり、be動詞のあとの過去分詞は、状態を表す形容詞と考えて言い訳です。
"I'm excited."も同じです。


【ポイント2】
"here"や"there"は副詞だけど、中か外かはっきり言いたかったら、"in"や"out"を付けてもいい。



「外はいいお天気なのに・・・。ボクはここから出られない・・・。」



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