らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

621. 私たち、仲良くなれそうだったじゃん。

Scenario : つきあい始めて1年。同郷だと分かって話が弾んだ。音楽の趣味も同じなので、一緒にコンサートに行ったりしていたのに、最近ちょっとした自分がついたウソから、彼女を怒らせてしまった。ちゃんと話したいと言うと、こう言われた。。。



「私たち仲良くなれそうだったじゃん。」



"We were starting to connect."



【ポイント1】"start to"と"start ~ing"の使い分け。



今日のフレーズでは、過去進行形の"were starting"になっていていますが、解説は、原形の"start to connect"のことになります。



動詞の後、不定詞を置くか、動名詞を置くかで、迷うことがあると思います。
文法的には、"start"は、不定詞、動名詞のどちらも持ってくることができます。


基本的には、


その動作を「これからする動作」や「自然現象」なら「不定詞」を使います。


It’s starting to rain.
I decided to go. 
I want to see you.


動名詞を使う時は、その動作に「習慣化」や「過去にしたことのある動作の継続」があるときに使います。


Then the baby started crying.  そして、その赤ちゃんは泣き出した。
I stop smoking.    タバコを吸うのを止める。 (禁煙する)
I enjoy running.    ランニングを楽しんでいる。
I finished working.  仕事が終わった。




【ポイント2】"connect"を「心を通じ合わせる」という意味で使う。



"connect"は特にアメリカ英語で、「心を通じ合わせる」という意味でよく使われます。



ロングマンでは次のように定義されています。


if people connect, they feel that they like each other and understand each other
お互いに好きであったり、理解し合ったりしていると感じるときに使う言い方である



They valued her ability to empathize and connect with others.
彼らは彼女の他人に共感し心を通じ合わせることができる能力を高く評価した。


Englishラボのらぼでした。