らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

29. しばらく。

Situation:
学校の春(夏、冬)休み明けに友人に会ったとき。
しばらく会ってない元カノに偶然街で会ったとき。


「しばらくだね。」



"(It's) been a while..."


【ポイント1】「ビナウヮィ」と言うだけで通じる!


書き直すと、"It has been a while since I saw you last." となります。
"a while"のところに、"2 years"とか、会わなかった時間を入れると、「2年ぶりだね。」となります。"has been"と完了形になっているのは、"since"があるから。でも、"since"以下を省略することがほとんどです。だから、この言い方だと、”It's been"を"It's (=It is)としてもいいです。


実際の"2 years"などの時間ではなく、"a while"(しばらくの間)を使うと、"It's a while." よりも"Been a while."の"It's"を抜かした方が響きがカッコいいです。「ビナウヮィ」と聞こえます。最後の”l”に母音が付いてないのでほとんど聞こえません。



【ポイント2】
    "a while"「しばらく」は、感じ方でまちまち。


ロングマンで説明を見ると、
”a period of time, especially a short one”
(ある時間的期間、特に短い期間)
とありますが、次に"period"を見ると、


a particular length of time with a beginning and an end
(始めと終わりがある時間の一定の長さ)

でした。


"short"の感覚ってどのくらいか?というのも、人によって感じ方がかわるものですから、
「しばらく」が人によって、その間隔がまちまちなら、"Been a while."は「しばらく」という感じに近いかな、と思って次に日本語の「しばらく」を調べました。


広辞苑です。
「しばらく」
前回から長い時が経過していること。ひさしぶり。少しのあいだ。しばし。当分の間。


「長い」「少し」「当分」が混在しています。やはり、感じ方の問題だということかな。
年取るほど、時間の過ぎるのが速く感じるらしいですし・・・。( ´艸`)


Englishラボのらぼでした。
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