らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

380. 手の込んだものでなくていいよ。焼いて横に何か適当なもの付ければいいんだから。

Scenario : 料理はあまり得意ではない。最近は結構美味しいレトルト製品もあるし、スーパーには色々なお総菜が売っているのでついそれを利用してしまう。ところが、突然主人の両親が来ることになり、うちで食事することになった。私が困っていると、彼がこう言った。。。



「別に手の込んだものでなくていいんだよ。焼いて横に適当に何かつけるだけとか。」



"Nothing elaborate, just a simple roast and something appropriate to go with it."



【ポイント1】"-thing"が付く単語には、形容詞を後ろに付ける。


something
everything
nothing

anything



など、-thingの付くものの前を見ると



some

every

no
any



です。これらは意味を持って冠詞の代わりに置かれるもので、決定詞とか限定詞とよばれるものです。ですから、
× the something
× an everything
とはなりません。



形容詞がつくときは、



× cute something
〇 something cute
× cute some things 
〇 some cute things



となります。"some"はそもそも「いくつかの」という複数の意味があるので、2語で、
"some things"というと、「いくつかのもの」と複数形で受けますが
"something"は複数形がなく、「何か」という意味になって単数扱いになります。



ネイティブが、a beautiful somethingと言うのを聞いたことはありますが、ライティングでは不可となります。

【ポイント2】焼き方によって単語が違う


bake → お菓子やパンなどを「焼く」
grill → 溝の付いた鉄板の上に乗せて「焼く」
roast → 火の近くできつね色に「焼く」
toast → 肉などをオーブンや直火で「焼く」

フライパンで炒めるように焼く「焼きそば」は、"pan-fried noodles"になるでしょうが、"Yakisoba"として通じることがあるようです。分かりにくいかなと思ったら、......Yakisoba, pan-fried noodles,....のように、後ろに挿入で言い直しをしてあげるといいでしょう。

Englishラボのらぼでした。