249. こんなチャンスを逃す手はないわ!
Scinario : 東京オリンピック開催まで1年を切った。この機会に是非見に行きたいと思って、手当たり次第色々な種目に応募した。するとなんと、体操の入場券の購入権が当たった。休日ではないので、仕事を休まなければならない。「忙しいのに、本当に行けるの?」と聞かれたので、こう答えた。
「何があってもこのチャンスは逃さないわ!」
"How could I pass it up?"
【ポイント1】"No, thank you."ばかりではない断りかた。
英語にも、「結構です」とか「いいです」とお断りする言い方があります。詐欺事件で、「結構」、「いい」を「了承した」ととられる場合があるから、イヤならはっきりイヤと言いなさいというアドバイス聞いたことがあります。英語では、"thank you"の前にはっきり"No"と言いますから、そういった詐欺には引っかからないと思いますが、やはり「お断り」となるとなるべく"No"は使いたくないという気持ちは、日本語でも英語でも同じでしょう。
"I wish I could...." 「できればいいのですが、できなくてごめんなさい。」とか、
"Give me a rain check." 「また次の機会にね。」という表現もあります。
"pass"は、「通り過ぎる」、「パスする」ということなので、「やめておく」「次に回す」ということです。"up"は付け足し。こんなポスターもあります。
意味は違うけど、ニュアンスは同じ。
このポスターのェイラストの設定 → ゴミが落ちている
左 → 無視して通り過ぎる("pass"が「通り過ぎる」という表現になる。)
右 → (取り過ぎるのではなく・・・)拾いましょう。
という啓発ポスターになっています。
【ポイント2】疑問文ではない疑問文がある。
文法では、「修辞疑問文」といいます。日本語でも、「なんでこうなるんだ?」とか、「そんなもの誰が欲しがるんだよ。」など、実際に答えを求めているわけではない疑問文がありますが、それと同じです。
(例)
"How could I forget it?" → 「忘れられるわけ内じゃない!」
"How would I know?" → 「私が知ってるわけないでしょ。」
状況が分かっている場合は、動詞以下を省略することもあります。
"I"を"you"に変えて相手に向かって言うこともあります。
"dare"という助動詞もよく使われます。そのときは、主語はほとんど"you"です。
"How dare you?" です。「なんてことしてくれるのよ。」とか「ひどすぎるぅ!」とか。。。かなり怒ったトーンで言う場合が多いと思います。
Englishラボのらぼでした。
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